iPhoneでも逆インデントしたい!
逆インデント、逆TABインデント、アンインデントと呼び名はさまざまですが皆さまあまり利用しないものでしょうか。
私はたまに使います。そして、そのときPCの前にいないと嘆きます。
「なんて面倒くさいんだ……」
PCの前にさえいれば、Shift + TABで済むことなのに、何故一行一行タップしてはバックスペースで削らなくてはならないのか……(複数行の場合です)
うだうだ書きますので、さっさとしろな人は目次から「準備するもの」をどうぞ。
目次
今まではTextwell
Textwell
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
「あ、逆インデントしたい」と思ったとき、今まではTextwellにコピペして、「I/Odent」を使っていました。
でも、コピペしている時点で面倒なんですよね。Markdownエディタで完結したいです。Textwellは非常に良いツールなんですが、ファイル管理したい私には向かないので…
逆インデントしたいことってあるの?
話はそれますが、「というか、逆インデントしたいときなんてあるの?」と皆さん思われているかもしれません。
そもそも必要性が知られてないかもしれない!ということで、そんなシチュエーションを紹介。
1. マインドマップアプリからエクスポートしたとき
特にマインドマップ。箇条書きではアイディアが出てこないとき、なんでか湯水のごとく湧き出てくるんですよね。
そんなマインドマップで捻り出したアイディアを「Markdownでエクスポートして、箇条書きとして貼り付けたい!!」となるわけです。
ですが、そのまま貼り付けるとこんな感じになります。
iThoughtsからのエクスポートテスト
ブログネタ
深堀りしていくときに便利なツールなので仕方がないんですが、人に見せるためには整形が必要ですよね。
そんなときに逆インデント!
2. 箇条書きの階層を深くしすぎたとき
これは人によると思いますが、ネタを箇条書きで書き出していて、階層が深くなりすぎたことってありませんか。
そんなとき、第一階層を見出しに変えて箇条書きを全体的に字上げしたくなるわけです。
そんなときに逆インデント! (しつこくてすみません)
というわけで、なんとかしました。
要件
- 普段から使えるMarkdownエディタで
- 複数行まとめて逆インデント
- なるべく楽に
準備するもの
- 1Writer
1Writer - Note taking, writing app
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
- unIndent Code (作りました)
※@ctietze様の「Indent Code」を流用したのですが、試しに共有したら消せなくなり、流用したことを明記できず…… この場をお借りしてお詫び申し上げます。
1Writer - Action Directory - Indent Code
使ってみる
1.字上げしたい範囲をざっくり選びます
2.Select Current Line で選択範囲を拡張して
3.unIndent Codeでアンインデント
4.できあがり
それではまた。
esa.io用にTAB文字入力可能なキーボードアプリを探してみた
iPhoneの標準キーボードが幅広すぎるということで、永らくATOKを使っていまして、特に不満なく過ごしてきました。たまに起動しなくなったりするけど、カーソル移動できるし、文節ごと削除もできるし、文字変換も賢い。特に不満はないなーと。
しかし、とあるサイトで
「WordLightでMarkdownが入力しやすくなった」 と見かけて衝撃が走りました。
これは是非試してみなくては。しかも記号がいけるならTAB文字もいけるのでは? と妄想は膨らむ。
以前からTAB文字が入力できず不満に思っていたATOK。辞書登録しようとしてもできず、仕方がないのでBywordやDraftsのようにTAB入力のできるツールバーを備えたアプリを使ってきました。
しかし、esa.ioを使うようになり、下書きはともかく投稿後の手直しはブラウザでの直接入力が必要であり、TAB文字の入力に困っていたわけです。
要件
そんなわけでTAB文字を入力できればありがたいのですが、それ以外の機能が使いにくくては意味がない。普段からiPhobeのキーボードとして使うため、私が追加キーボードに求める機能は以下の通り。
- キーボードを幅寄せできること
- TAB文字を入力できること
- カーソルキーの移動補助があること
- Markdownを入力しやすいこと
- 文節ごとの削除もできると嬉しい
WordLightを試してみた
早速WordLightを試してみました。
……TAB入力できない
たしかに好きな文字列をツールバーに登録できるのですが、スペースやTAB文字が削除されてしまう…
類語辞典がウリなキーボードアプリであり、たしかに真面目な文章を作るときには非常に便利そう。また、たしかにMarkdown用の記号も素早く入力できます。しかし、何故TABを入力させてくれないのか…
要件の満たし具合
内容 | 可否 |
---|---|
キーボードを幅寄せできること | ○ |
TAB文字を入力できること | × |
カーソルキーの移動補助があること | ○ |
Markdownを入力しやすいこと | ○ |
文節ごとの削除もできると嬉しい | × |
その他感想
- 英語キーボードにCAPS LOCKがない
- キーボードの高さがありすぎて本文が見づらい
- 文字入力後はカーソルキーが消えてWikipediaとGoogleサジェストの補助ボタンが表示される
- →そういうのよりもカーソルキーで変換箇所の指定させて…
- 設定用の歯車ボタンが鎮座
- →普段からよく使うキーを配置してほしい
- 英語キーボードに日本語モードがある
- →フリック使っているからローマ字日本語入力要らないです…
注意:管理人の主観です
参考用画像
テンキー画面
20160814225927 by mochikin
文字入力後の変換中画面
20160814225939 by mochikin
英語キーボードの画面
20160814230012 by mochikin
片手キーボードPROを試してみた
残念ながらWordLightではTAB文字を入力できず、また好みにも合わなかったので、ほかに候補がないか探しました。
そこで見つけたのが「片手キーボードPRO」
iTunesにて確認したところ「サブキーボードへの単語・定型文の登録」と記載されています。TAB文字についてはわかりませんが、とりあえず買ってみました。(サブキーボードがメインキーボードの下側にあるのが嫌だなと思いつつ)
TAB文字入力できました!!
しかも、サブキーボードはメインキーボードの左側にも表示できるというおまけつき。これはすごい。個人的には理想形に近い。
というわけで、要件の満たし具合と気に入った点などをかいつまんで解説。
要件の満たし具合
内容 | 可否 |
---|---|
キーボードを幅寄せできること | ○ |
TAB文字を入力できること | ○ |
カーソルキーの移動補助があること | ○ |
Markdownを入力しやすいこと | ○ |
文節ごとの削除もできると嬉しい | ○ |
その他感想
- 良いところ
- サブキーボードはメインキーボードの下側か幅寄せ時の余ったスペースに配置できる
- スペースを含む文字列もサブキーボードに登録できる
- カーソルキーがある
- ATOKのものとは異なり、カーソル部分をなぞることで左右に素早くい移動もできる(左右のみ)。タッチで一文字移動も可
- ATOK同等
- 文節を区切っての変換
- キーボードの端寄せ(ATOKよりも微調整可能)
- 気に入らない
参考用画像
テンキー画面
20160814230029 by mochikin
文字入力後の変換中画面
20160814230043 by mochikin
英語キーボードの画面
20160814230113 by mochikin
そんなわけで今後は「片手キーボードPRO」を使っていこうと思います。
それではまた
esa.ioが独りでも便利すぎる件
前々回にWikiサービスを比較し、管理人は国産情報共有サービスのesa.ioを利用しています。
使い始めてからそろそろ1ヶ月。法人チーム向けのサービスを個人が利用して、どんな使い勝手になるのかなどまとめたいと思います。(まとめというか書きなぐりになってますが)
見やすい
- 配色や行間の空き具合など絶妙
- 見ていて楽しい!
- 自動目次生成が便利
- 閲覧する側としては全体を把握しやすくていいですね。うちの会社で導入してくれたらいいのに…
まとめやすい
- おっちゃんなので階層構造が好き
- タグつけるの面倒なんですよね。一人だし
- こういう情報共有系サービスではフォルダを使えるのは少数派だったりします
- 記事タイトルに/で区切りつけるだけでフォルダ生成
- 特定フォルダ以下の記事は更新日付順で見れる
- フォルダで管理しつつも更新日付ソートで「最近何書いたっけ?」がカバーされます
- まぁユーザ側で好きにソートさせてよって気もしますが。チームの情報共有サービス的には正しいかと
- サブフォルダ内の記事も表示されます
- 別記事へのリンクが作りやすい
- #を入力
- 記事のタイトルに含まれる文字を入力
- 候補が表示される
- 選択すると別記事へのリンクが作成される
- ※仕事で使っていたConfluenceとしか比較できませんが、検索にヒットせず「直前に開いたページ」へのリンクを挿入していたので、そこから考えればかなり楽です
- 残念なのは同一記事を複数の場所に配置できないことくらい
- シンボリックリンク的な記事を作成できたらなーと思います(
あるいは埋め込み) - →埋め込みはiframeタグが使えました。見た目が多少崩れるけど、なにか対策できそうな気もする。
- サーバの構築担当者の資料の一部を運用担当者が使いたい。みたいなとき、記事の実体は一つだけど複数箇所に記事があるように見せかけることがしたい
- まぁ個人利用なのであまり必要ないですが、チーム用途ではあると便利
- シンボリックリンク的な記事を作成できたらなーと思います(
書きやすい
- 箇条書きが書きやすい
- 数字付き箇条書きは「1.」で自動補完される
- 連番よりも管理人はこちらが好き
- 表も入力保管される
- 普段あまり使わないので記法忘れるんですよね。助かります
テンプレがいい
- 今日の日付や曜日を自動入力
- 変数が用意されており、日付や曜日を好みの書式で出力できます
- →日報書くのに地味に便利
使いやすい
- チェックボックスのON/OFFを閲覧画面でもできる
iPhoneでも使いやすい
ここまでに書いたことはすべてiPhoneでも可能
ブラウザなのに十分な機能
- リアルタイムプレビュー
- ショートカット
- Ctrl + s : 記事作成中に一時保存
- Ctrl + e : 記事閲覧中に編集モードに移行
- / : 記事閲覧中に検索開始
- 「書きやすい」で書いた各種入力補完がブラウザのみでできます
自分のPCでなくても普段通りの操作感。エディタをインストールしなくてもここまでできるのはありがたい。
Markdown最高
esa.ioだからというわけではないですが。
- テキストエディタと併用(あればやはり便利)
- 記事内の単語を一括置換
- 正規表現で一括置換
- 箇条書きの一部をタスクリストに一括置換
- 見出しサイズを一括置換
- インデントを複数行まとめて変更
- 出先でクラウドサービス利用禁止
- ブラウザ拡張機能の「Markdown here」との相性がいい
- 今まで文章作成時に字下げなどの整形に労力をかけていたことを自覚させられました
- 全角スペースと半角スペースを混ぜて箇条書きの位置を揃えるとか改行位置だとか
- サービスやプラットフォームを選ばずに気軽に書けるMarkdownがとても心地いいです!
共有しやすい
- 簡単に公開できる
- 「Share Post」で簡単に公開用リンクを発行できます
- 公開ページはユーザ名など個人情報は記載されない
- コメント類も表示されない
- 記事への修正は公開ページにも反映される
- といった具合なので、随時更新する記事を共有するのに便利そうです
- 仕事用には便利そう。個人利用ではあまり機会がないですが
- スライドショー
というわけで、個人利用でのesaの使い勝手についてまとめてみました。画像のない閑散とした記事ですが、書きやすさの部分などは、動画でないと伝わらない気がするのでこのまま公開とします。
それではまた
Evernote記事からブログカード自動生成
管理人、更新サボり気味のくせにアクセス数が減ってきたことが気になる…
「やはり高頻度で更新しないとダメなのか… 日に日にアクセス数が減っていく。しかし、毎回割と更新に手間がかかるしなぁ」
当初は単純に備忘録のついでのつもりが、すっかり本末転倒気味です。
「そうだ! 楽に継続的なネタで更新したらいい!!」
と、気の迷いから作ったのが 「Evernoteの直近Webクリップからブログカードを自動生成するWorkflow」です。 ※記事のURLを参照しているので、抜粋したものは反映されません
これにちょっとコメントつけて「今週気になったニュース」などとやろうとしました…
興味がある方は使ってやってください。 なお、ブログカード化部分はakiueo様の物を流用させていただいてます。
準備する物(ハード)
準備する物(ソフト)
- Workflow
Workflow: Powerful Automation Made Simple
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
管理人が作ったやつEvernote2Blogcard
使い方
使うときの注意点
- 基本的にWebクリップに「ソースURL」が設定されている想定です
- ソースURLがない場合、本文中に含まれるURLの最後のものを参照します
- ※管理人の環境ではそのようにクリップするアプリしかなかったので
- 挙動が気に入らない場合は適当に書き換えてください
やっていること
- Workflowの「Get Notes」にはソースURLが含まれない
- →「Get Note Link」で取得したアドレスを「Get Contents of URL」すると、何故かソースURLが含まれる
- →必ず2番目のURLになるのでルーチン化可能
- そもそもソースURLが設定されていない場合、「https://evernote.com/tos/」が取得される
- →if文で条件分岐させて、本文に含まれるURLを取得させる
- →「Get Notes」で取得したデータをそのまま開くとPDFになってしまう
- →本来はリッチテキストらしいので、これをURL取得用にMarkdownに変換する
- →ちなみにHTML変換すると、タグまで取り込まれてURLとして成り立たない
- →管理人の環境では、ソースURLのないWebクリップは本文にURLが1行だけかかれているパターンと、リッチテキストであれこれ書かれた最後にURLが書かれている2パターン
- →本文中の最後に記載されているURLを取得させることに
- 取得したURLにアクセスし、ページタイトルを取得する
- akiueo様作のブログカード作成処理を通す
- 変数にどんどん追記する
- できあがり
大体こんな流れでできています。 こういうのは作っているときが一番面白いですね。
色々なWikiを独りで使ってみた(esa.io、Confluence、Qiita、etc…)
管理人は情報の残し方が下手です。何か気になることがあったらWebクリップをEvernoteに残しておきますが、
- あとから見ると関連する情報のうちどれが役立ったのかわからなくなっている。
- 自分が独自に検証した結果が何も残っていない。
- 過去に仕事でやったことも記憶に頼るのみ。
何かWikiなどに残した方がいいんだろうなー と思いつつ、行動に移さずにいました。
目次(長いので追加しました)
Qiitaいいですね!
そんなとき、ふとQiitaのアカウントを作ってみたんですが、ログインしてみると予想通り素晴らしい。何よりも良いのは、「誰が書いた」よりも内容のカテゴライズ(タグ)が優先されていることです。まさに皆で作るプログラマのためのWikiと言った感じ。
そして、各々がモチベーションを高く保つためのストックといった仕組みや使いやすいkobito(マークダウンエディタ)の提供。これらによって普及が促進されている。素晴らしい!
残念ながらプログラマ向け
しかし、私はプログラマではないんですよね。Qiitaに書くようなネタは少ないですし、このブログに書いているようなガジェットに関することもまとめておきたい。
そんなわけで、管理人がやりたいのは
- 基本的に自分用Wikiに何でもまとめる
- モチベーション維持のため、仕事絡み以外はブログで公開する
ということ。その過程でWikiサービスについて調べたので、ここにまとめておきます。
要件
管理人がWikiを比較した際の評価軸は以下の通り。
Markdown記法に対応していること
移動中にiPhoneで記入することが多いので、Wiki記法よりもエディタの選択肢が多いMarkdown対応を必須条件としました。
どんな場所でもそれなりに使えること
移動中、自宅、会社など場所を選ばずに使えれば、あとで紙からの転記やコピペ作業が発生しないので楽そうだなと。まぁPCとiPhoneのブラウザから快適に入力ができれば理想的です。
HTMLタグに対応している
これは比較していて途中で気づいたのですが、割とサービスごとにMarkdown記法の独自仕様があるんですよね。画像サイズの指定ができたりできなかったり、目次を自動生成できたりできなかったり、その指定方法もサービスによります。
何かしらのサービスに特化した内容で作ってしまうと、ほかに移行したくなったとき、いちいち書き換えが必要になってしまいます。スクリプトで変換とか面倒です。
というわけで、標準的なMarkdownで不足する部分はHTMLタグで補完することとします。まぁMarkdownてHTMLに変換するためのものらしいし、対応していて当たり前でしょ。なんて思っていましたが…
フォルダ管理対応
これは単純に情報を階層化して管理したいので。タグとか付け忘れます。
バージョン管理対応
一人ですしそこまで必要性はないのですが、対応していれば誤って更新しても安心だなーと。
比較表
今回Wikiサービスを選ぶにあたって、最終選考(?)に残った5サービスの比較表を作りました。Confluenceに関しては、仕事で使ったときの記憶なのでiPhoneに関しては調査していません。
esa.io | Confluence | Qiita | Bitbucket Wiki | wri.pe | |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 500円/月 | 10ドル/月 | 無料 | 無料 | 無料 |
Markdown対応 | ○ | △要有償アドイン | ○ | ○ | ○ |
HTMLタグ対応 | ○ | ? | ○ | × | ○ |
iPhone対応 | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
フォルダ管理 | ○ | ○ | × | ○ | × |
バージョン管理 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
箇条インデ(PC)※ | ○ | ○ | ○ | × | × |
箇条インデ(Safari)※ | ○ | ? | × | × | × |
タブ挙動(PC)※ | ○ | ○ | ○ | × | × |
タブ挙動(Safari)※ | ○ | ? | ○ | × | × |
※箇条インデ(PC)(Safari): 箇条書きの途中で改行を行った際、箇条書き記号の入力とインデントが自動的にされるか否かを記載。「Safari」はiPhoneのSafariでの結果
※タブ挙動(PC)(Safari): マークアップ記号の右側にカーソルがある状態でタブ入力し、マークアップ記号ごとインデントされるか否かを記載。「Safari」はiPhoneのSafariでの結果
※iPhone版Safariでのタブ入力については、iOS標準のキーボードにタブ入力がないため、サードパーティー製キーボードアプリによる入力で挙動を確認しています。
各サービスの紹介と雑感
先ほどの比較表の内容を踏まえて各サービスの紹介と雑感を書いていきます。
esa.io
日本のスタートアップ企業「esa LLC」が2015年1月から提供している情報共有サービス。私は一人仕様でしか試していませんが、とにかく使いやすいです。これだけこだわりのサービスですから、共有のしやすさ部分も気になるところ。資本金50万円の会社ということで事業の継続性が気になりますが、全記事データをMarkdown形式で一括エクスポートでき、別サービスへの切り替えは簡単にできます。
Confluence
海外老舗の情報共有サービス。個人的には多機能さとWYSIWYGエディタの使いやすさが特徴かと思ってます。10名までは月$10と格安なのですが、ぼっち利用ですと割と高いです。自分のサーバーに入れるオンプレミス版では、買い切り$10という破格なのですが自宅に公開サーバー作ったり、毎回VPNで繋ぐのは面倒でやめました。それとMarkdown使うにはサードパーティー製アドインが必要で、そちらが月$10なので個人利用には高嶺の花かと。
Qiita
ネットで少し凝ったことを調べると出てくるやつ。冒頭にも書いたように素晴らしいサービスで、当初はここに全部放り込めばいいかと思っていました。しかし、プログラマ向けサービスなので、関係ない内容の投稿はNGだそうで。データを階層構造で管理できませんが、ブラウザから十分に入力しやすく、それでいて使いやすいkobitoというエディタを公開していることは非常に魅力的。無料です。
Bitbucket
Confluenceと同じAtlassianが提供するサービス。中身がよくわかってません。Githubとかと連携して開発したり、課題管理ができたり、Wikiがあったりと色々出来るものらしいです。英語が苦手でよくわかりませんが… 残念ながらブラウザからの入力が貧弱なので、別のエディタから入力して、データの格納だけに使うには無料ですし良いのでは。
wri.pe
個人の方が運営されているWebサービス。残念ながらオートインデントやマークアップの補完入力がないので私は使わず。DropboxやEvernoteにデータを保管できるので、合う方には便利そう。
あまり試していない & 構想段階でやめたもの
割と即却下だったり、良いサービスなんだけども今回の利用用途とは合わなかったので触っていないものなどの紹介です。
inc
iPhoneで利用しようとしたのですが、コピペができず断念。
Simplenote
数字付き箇条書きがプレビューされず。
Evernote
元々Markdown用には作られていないので、外部ツールでMarkdown記入してもHTMLで保存されてしまう。
Dropbox paper
WYSIWYGなエディタで使うサービスで、あまりMarkdownへの対応は良くないとのことで除外。触った感じでは非常に使いやすく、特に表の作成がやりやすい。テキストエディタでヘッダー要素を一括置換したいとか、箇条書きを数字付き箇条書きに一括置換したいといった使い方を考えるとMarkdownなわけですが、これはこれでアリと思います。
Crowi
実際に構築はしていませんが、Linux環境にインストールするサーバ用Wikiとして人気なようです。今回はオンラインサービスにすると早い段階で決めてしまいましたが、今後自宅に構築するときはこちらが良さそうだと感じています。
まとめ
そんなわけで、管理人はただいまesa.ioを試用中です。
トライアル開始前は料金が勿体ないと思っていましたが、今はお金を払う価値のあるサービスだと感じています。
どの辺が良いのかなどは、また後日にでも記事にしたいと思います。(今更感あるかもしれませんが)
iPadでF6〜F10キーの文字変換を使う(リモートアクセス時)
結論から言うと、前々回の記事で使っていた「Mobile Mouse Pro」の代わりに「JumpDesktop」を使えば幸せになれるというものです。
目次
「後変換」使ってますか?
突然ですが、パソコンの後変換は使っていますか? ひらがなモードで入力しておき、あとでアルファベットやカタカナに変換するものです。(F6〜F10を使うあれです) 個人的にはタッチタイプ出来る人は皆使っているとさえ思っています。
ですが、iPhoneやiPadでBluetoothキーボードを使うと、ほとんどのアプリがこの機能を備えていないんですよね。私が知る範囲ではATOK Padくらいです。
そのATOK Padでさえ、Ctrl+数字キーの組み合わせなので、PCでの入力とはかなり感覚が違います。これをできるだけPCと近い操作感に寄せるため、「後変換」をできるようにします。
目標
改善したい問題:キーボードのF6〜F10が効かない
既に前々回の記事でiPadをノートPC風に使う手順を公開しているわけですが、これだと後変換はできないんですよね。これは「Splashtop2 Remote Desktop」の仕様のようです。
そもそもキーコードが発生していませんでした
※前々回の記事はこちら
対策:iPhoneで使うアプリをマウスアプリからVNCアプリにする
記憶の彼方にあったのですが、VNCでMacに接続したときはBluetoothキーボードのファンクションキーが使えたことを思い出しました。
しかし、通信が遅くても画面を滑らかに表示してくれ、ローカルのマウスカーソルを表示してくれるSplashtop2は今のところ代替アプリがありません。
というわけで、前々回ではiPhoneでマウスアプリを動かしましたが、VNCアプリを使うことにし、マウスとキーボードの操作ともに任せます。これでファンクションキーの後変換にも対応できます。
問題発生:VNCアプリは遅延が多い
問題発生というか、そもそもVNCアプリを屋外から使うと凄まじく遅延が多いことは、Splashtop2などのリモートデスクトップ系アプリを探しているときに気づいていました。特にホイール操作をすると画面がガクガクと更新され、思った量スクロールさせるのは困難でした。
対策:画面を白黒に変更する(マウス・キーボード用のiPhoneのみ)
VNCで遅延が多いのは、処理負荷が高いわけではなく、通信プロトコルがモバイル用には元々作られていないからです。VNC接続のために必要となるデータ量が多く、狭帯域な環境であるモバイル通信には適さないわけです。
逆に言えば通信量さえ極端に減らせば遅延も少なくなるわけで、今まで見たなかでもっとも画質を下げて通信量を減らせるアプリ「JumpDesktop」を使うことにしました。
Jump Desktop (Remote Desktop) - RDP / VNC
カテゴリ: ビジネス, ユーティリティ
このアプリは色々特徴的な機能を持っているのですが、今回利用したいのは「画質設定を白黒にできる機能」です。
完成イメージ
というわけで、図のような形で使うことにより、iPhoneをマウス風(というかタッチパッド)に使いつつ、Bluetoothキーボードからファンクションキーによる後変換ができるようになりました。
使用感:概ね問題なし
【iPhone】Workflowで電車寝過ごし防止のしつこいアラームを作った
私がYahoo!乗換案内の降車アラームに求めるのは
- 駅到着の3分前から毎分通知
- 電車遅延時に通知を数分後に遅らせたい
この2点です。
しかしそんな機能はない。というわけで、iPhone自動化アプリの「Workflow」としつこいアラームアプリの「Due」で作りました。
準備する物(ハード)
準備する物(ソフト)
- Workflow
Workflow: Powerful Automation Made Simple
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
- Due
Due 〜 リマインダー、タイマー、アラーム
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
使い方
- 以下のWorkflowレシピを追加する
- Yahoo!乗換案内で乗換ルートを検索する
- 画面右上の共有ボタンから、Workflowエクステンションを実行
- Workflowレシピ「Yahoo乗換案内→Due」を実行
- Workflowの画面からDueに切り替わるので、「OK」や「Workflowに戻る」をタップしてください
- Dueに切り替わったにも関わらず、何も処理されなくなれば完了です
使用感:概ね満足
- 電車が早く着いても3分前からアラームが鳴るので大丈夫!
- 電車が遅れたときに通知の再設定ができる!
- →Yahoo!乗換案内の通知だと、遅延があったら数分後に再通知といった対処ができなかった。Dueはこの辺の柔軟性があるので楽。
- ただし設定するのが面倒
- 乗換回数と同じ分Dueへの登録が必要なため、いくら半自動化とはいえ面倒
- Mac版のDueも持っているので、Macに乗換案内の検索結果をメールで送ると、AppleScriptで自動登録されるような形の方がスマートな気はする
Workflowレシピの解説
どんなことをやっているのか載せておきます。詳細は下記画像内のコメントを参照してください。