とりあえず

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インフラエンジニアのおっさんが趣味で調べたことをまとめたり適当に。

オンラインストレージに直接ダウンロードしたい 構想〜使い勝手紹介

オンラインストレージサービスに対して以前から思っていたのですが、「Web上のデータをWeb上に保存したいだけなのに、何故わざわざダウンロードする必要があるのか?」

というわけで、なんとかしました。 (iPhone利用を前提としています)


その他の理由(主に利便性)

  • iPhoneでダウンロードすると、
    • ダウンロード中待たされる
    • アプリ内にデータが溜まり挙動が遅くなる
    • アプリ内に溜まったデータを消すのが面倒
    • (母艦で弄りたいとき)母艦に送るのが面倒
    • 良いアプリを見つけても既存アプリからのデータ移行が面倒で移れない
  • あらゆる機器で同じデータを扱いたい
    • 母艦で作成したデータを出先で編集(iPhone)
  • 音楽データの同期が面倒
    • いちいちiTunesで同期したくない
    • iTunesWi-Fi同期の設定が何故か消える
    • ただし、音楽ファイルは著作権などで問題出そうなのでSMB共有のみで使う


正直、「なんとなく」が一番の理由ですが…


方法はいくつかある

  1. ダウンロードサイトを使う
  2. IFTTTの「Add File from URL」を使う
  3. 母艦にダウンロード指示を出して自動でオンラインストレージに同期

1のダウンロードサイトという選択肢もあるのですが、常用するには毎回Webサイトを開く必要があり手間がかかります。


↓ダウンロードサイトでいい方はこちら


今回は2と3の方法をそれぞれ解説します。使い勝手や構築の手間に合わせてご選択ください。

ちなみに3は当初の目的からズレてますが、使い勝手の関係でこうなりました…


それぞれの使い勝手

IFTTTの「Add File from URL」を使う

  • 構築が手軽(IFTTTレシピ作るだけ)
  • 使うとき手軽(IFTTTレシピを起動するだけ)
  • 連続利用に弱い
  • ファイルサイズの上限あり(30MB)

作るの簡単ですし、もうひとつの方法が結局母艦にアクセスしているのに比べ、iPhoneだけで完結しています。

しかし、短時間に連続起動するとクラウドストレージ側でエラーが発生します。(管理人が試したのはOneDriveだけですが、おそらくほかのサービスでも似たようなものかと) 特にエラー文などないので詳細不明ですが、単純にアクセスしすぎなのでしょう。

また、IFTTTの制限で30MBを超えるファイルは保存できません。


母艦にダウンロード指示

  • 構築面倒
  • 使う時に屋外ではVPNが必要(あるいはSSHをインターネットに開放)
  • 連続利用可能
  • ファイルサイズの上限なし(オンラインストレージ側の上限はあり)

SMBサーバ、VPNサーバ、SSH接続設定などを使うので構築が面倒。

ただ、ターミナルソフトで繋いでコマンド打って〜と言ったものではないので、利用時はそれほど面倒ではないです。

iPhoneアプリの「Workflow」でSSH接続しつつターミナルでコマンド実行するアクションがあるので、そちらを利用しています。利用時の手間はIFTTTの手法と変わらず。

それでいて連続起動ができ、ファイルサイズの上限もないので安心して利用できます。
※オンラインストレージ側のファイルサイズ上限はあります

文章量が増えてきたので、作り方は次回にします。

それではまた。